人が人であった姿

うとうとしてたら骨の人がいた。

 

ぺたんと壁によりかかりながら

座っていた。

 

気になったので声かけて。

 

したら左手になにかを置かれた。

 

ギザギザしてボヤボヤして。

白に黒い影が見えた。

 

だけど痛くはなくて。

 

でも、ものすごく重いの。

 

 

「くれるの?預かるの?ん?」

 

と聞いても

骨だし😅表情わかんないし😅。

 

あれー?あれー?としてたら

骨の人、消えてしまった。

 

うとうとしながらも

自分じゃ判断つかないので。

 

脳サボに、

 

「これくれたのかなー?

 預かりかなー?

 とりま僕の中に入れるー?」

 

の最後で、『うん』、だったので、

「お入りください」、となった。

 

ギザギザボヤボヤは

体全体を覆うように広がって

全身を駆け巡ってから溶け込んだ。

 

そしたら

手の重さはなくなった。

 

「骨だけに

 骨が丈夫になるのかしらね?」

 

などと脳サボに聞いたが

反応はなかった。

 

謎はよくある。

 

その後思ったのが。

 

人が人であった形が髑髏で。

 

その姿形でも出てくることに

勇気がいると思ったんだ。

 

わかんないけど、

 

がんばってるのは人だけじゃない、

 

なかもしれない。

 

 

それとも

白山さん考えてたから

出てきたのかしらね?

 

あそこも最初、

骨のお猿さん出てきたし。

 

はてさて。